岡山県鏡野町上齋原
Road Map :中国道を院庄ICで下りてR179を北上し、上齋原から恩原高原への道に入る。
Route Map:道標に従い林道を駐車場に向かうが今回は道路工事中で途中で通行止めだった。
『日本の滝百選』 裏見の滝だとは知っていたが、意外と優秀な裏見の滝だった。
裏見の滝
”岩井滝”は道路地図帖に名前が載っていたので興味を持ったが、調べてみると裏見の滝だと言うことだけ判った。散策道の入口には駐車場もトイレもあるのだが、今回は林道の舗装張り直し工事で500m程手前で通行止めになっていた。歩いて行くには問題無く、既に数名が歩いて行ったらしい。
岩井滝
予備知識が無く期待もしていなかったので、感動は大きかった。裏見の滝は色々見て来たが、
その中でも”岩井滝”は中々見応えのある滝だった。
いわいたき
R179を恩原高原への道標に従って走ると、その内、岩井滝の道標が現れる。
今回、道路工事で林道が通行止めだったので、
林道を15分程歩くと散策道(参道)入口に着いた。
良く整備された散策道(参道)に入ると平行して沢が流れていた。
日が陰り陰気な雰囲気になってしまったが、好きなタイプの渓谷だ。
ここも標高が高いので既に紅葉の陰りも無かった。
雰囲気の良い渓谷が続く。
”名水”とかには興味が無いので、往路は通り過ぎたが、復路では飲んでみた。いつ通り、美味しいとは感じなかった。
覗いても何も無いのを判っているのだが、ついつい湧口を覗いてしまう。
大岩の向こうに滝が見えて来た。あれが”岩井滝”なのか?
滝とは呼べない小さな落ち込みを見る。
この渓谷は晴れれば素晴らしい景観だと思う。
時間のカウントはしていないが、短時間で落差15mの直瀑である”岩井滝”着く。
若い女性の2人組と年配の女性2人がここで休息していた。
来て見て良かったと思う程の優美な滝だった。裏見の滝としても結構優秀だ。
どこの小さな神社、祠でも賽銭箱があるのはよく見掛けるが、百円玉を含めたテンコ盛りのお賽銭は見たことがない。しかも、この程度にお金が盛られた賽銭箱がもう2つあった。日本には泥棒が居ないのか?
綺麗な花が添えられているので、かなり頻繁にお参りされている感じだ。
相棒が賽銭を盗んでいると思ったが、お賽銭を入れていた。
滝裏から滝壺を覗いて見る。土砂降りであるが濡れることは無かった。
”岩井滝”を堪能して帰路に付く。良く整備された散策道(参道)は歩き易く好感が持てた。
林道に戻り”岩井滝”を終了する。
裏見の滝としては岩窟が深く滝水で濡れることはない。
奥には不動明王が祀られていた。
”今日は大雨”の雰囲気だ。